蓮の花
If you lie down with dogs, you will get up with fleas.
犬と一緒に寝れば、ノミと一緒に起きることになる。
英語のことわざでこんな言葉がるという話を「へ〜」と思いながら聞いていて、色々思い出した。
このことわざを日本のことわざに言い換えると、「朱に染まれば赤くなる」と同じような意味。
良くも悪くも染まる。
つまり、乗る船を間違えると大変なことになるとも言える。
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「郷に入っては郷に従え」という言葉もありますね。
「郷」をどこにするのか、真剣に選ばないといけないという意味も隠れているかも知れない。
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でも正しい世界ってなかなか無いよね。
じゃどうするか。
「蓮は泥より出て泥に染まらず」の精神が大切だと思う。
と、ことわざ脳スイッチオンで、ブツブツ独り言が始まったMikiでございます。

ここからまたヨガの話へ引っ張っていきます。
「蓮」
ヨガに関する神はたくさんいますが、その神の姿は、蓮の花に座っていたり、蓮の花を手に持っていたりします。
それはなぜか知っていますか?
蓮は泥の中から芽を出し、泥の中で花を咲かせて成長すにもかかわらず、蓮の葉が持つ撥水性により、その花は泥で汚れることはありません。
すなわち「どんな状況であろうとも、汚れることない心や清らかさ、神聖さを保ち続けること」というメッセージが込められているわけです。
みんながよく知っている、あぐらで座るポーズ
これは「パドマアーサナ」と言います。
パドマは、蓮の花という意味
アーサナは、ポーズという意味
つまり、蓮の花に座っているかのようなポーズということです。
ポーズには意味があります。
レッスンの中でのあぐらの姿勢、それはただ座っているだけではない、ということです。
自分の中にある神聖さを感じながら、その時を過ごしてみましょう。
どれだけ汚れた環境、過酷な環境だったとしても、自分の内側の清らかさを保ち続けることができる人は美しい蓮の花のよう。神の姿のようです。

この写真の方々、自分の内側に意識を向けながら、丁寧に動いていました。
あぐらで座った時の姿は、背中から何かが伝わってくるかのよう。
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